野草採りのルールとマナー・気をつける6つの注意点を紹介

野草採りのルールとマナー 野草のキホン
sustainability sign

野草は自宅の庭をはじめ、近所の道端、田んぼの畦道、空き地、河原、山道など様々なフィールドで採取できることが魅力の一つでもあります。しかしどの場所であっても守らなくてはならないルールマナーがあります。

野草とりに出かける時はその場所にあったルールとマナーをしっかりチェックして楽しく野草採取するようにしましょう。

野草採りのルールとマナー

野草採りのルールとマナー

それでは野草採りをするときの最低限のルールとマナーを紹介したいと思います。

 

①国立公園の保護区のように、動植物の採取が禁じられている場所での採取はしないこと
②森林組合の共有地・私有地など、規制がある場所にみだりに入っていかないこと
③山菜取りを職業としている方が採取している場所で同じ野草を採らないこと
④焚き火など火を使用した場合は最後まで完全に火の後始末をすること
⑤自分が出したゴミはもちろん、目についたゴミは可能な限り持ち帰ること
⑥必要以上に採取したり、貴重な品種を見つけた時は鑑賞するだけにすること
⑦品種が判らない場合は採らない、食べないを徹底すること

この他にもその場所にあった配慮をいつも心がけるようにしましょう。特に知らずのうちに他人の土地に入ってしまっていたということが無いように注意しましょう。

あまり難しく考えすぎる必要はありませんが、他人に迷惑をかけないという気持ちを大切に行動すれば問題ありませんね。野草とりは自然を感じられることが魅力ですが、自然だからこそ気をつけなければならないこともあります。思わぬ事故や怪我をしないためにも注意するべきポイントもしっかり把握しておきましょう。

野草採りを楽しむための6つの注意点 

野草採りの注意点

野草採りは自然を感じながら、自然の植物の力をいただくという魅力があると思います。しかし自然は時に厳しい一面もあると思います。注意する点をしっかり把握して野草採取を楽しみましょう。

①気象や自然環境に注意する!

山は天気が変わりやすいです。はじめて行く場所は怪我をし易いので装備を怠らず、無謀な行動は控えるようにしましょう。

 

②遭難に注意する!

山に深く入る時は、コンパスや地図や目印になるカラーテープなどを必ず用意してから出掛けましょう。

 

③動物に注意する!

山には熊や猿や猪、マムシなど危険な動物が生活していますし、野原や畔などにもアブや蛇などが生息しています。動物除けの鈴や虫刺されの薬など準備をしっかりしていきましょう

 

④毒草の誤植に注意!

野草の中にはニリンソウとトリカブト(毒)、オオバギボウシとコバイケイソウ(毒)などよく似た野草があります。不確かなものは絶対に食べてはいけません。はじめのうちはできるだけ野草に詳しい方と一緒に採取に行くと良いでしょう。

 

⑤野草の食べ過ぎに注意!

野草は成分が野菜に比べて強いものがあります。普段スーパーなどで買う野菜と同じような量を食べると成分の取りすぎになってしまう可能性があります。野草は野菜の3分の1くらいの量を目安に食べるようにしましょう。

 

⑥近所や街で採れる野草にも注意!

市街地で採れる野草には除草剤やペットのふんなどが付着してる可能性があります。周りの環境をしっかり観察して食べる時はしっかりと下処理してからにしましょう。

まとめ

野草は多くの人にとってはただの雑草であることが多いです。しかし利用する方法を知っていれば人生にたくさんの実りを与えてくれると思います。ルールとマナーをしっかり守ってより良い野草ライフを楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました