万能ルイボスティー

~効能や効果~前編

美容への関心が高い人を中心に注目を浴びているルイボスティー、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ひとくちにルイボスティーといっても、飲みやすいように味がアレンジされていたりして、種類が豊富です。お茶の効果を最大に引き出すには、基本的に継続して飲むことがすすめられています。味に飽きにくいように、数種類のルイボスティーを交互に飲んでみるのも続けやすいポイントでしょう。美容というと女性だけのように思われるかもしれませんが、その効能は多岐にわたり、男性にも女性にもうれしい効果が期待できるといわれています。では、ルイボスティーとはどういうお茶なのか、どんな効能や効果があるのかを2回に分けてみていきましょう。

 

ルイボスティーの歴史

ルイボスティーは南アフリカ共和国で採られているお茶の種類です。ルイボスとはオランダ語で赤い潅木(かんぼく)という意味を持ち、潅木は生長しても背の低い木のことをさします。さかのぼること数百年前、コイサン族という民族が初めて飲んだとされ、当時はその優れた効能について広く知られてはいなかったのだそうです。はじめはその豊かな風味が好まれて、徐々に世界中で親しまれるようになったといわれています。

 

ルイボスティーの飲み方

水出しなども可能といわれていますが、ルイボスティーの成分を最大に引き出すためには、煮出すことが重要なポイントとなります。せっかく飲むなら成分をしっかり取り込みたいですよね。ルイボスティーを飲むときは、しっかりと煮出して成分を抽出しましょう。夏場に冷たいお茶が飲みたい場合は、一旦煮出したものを冷やすようにしましょう。またルイボスティーは煮出す時間が長くなっても苦みなどが出ないため、あまり神経質にならずに入れられるのが助かりますね。

 

ルイボスティーの効能≪利尿作用≫

ルイボスティーにはカリウムが含まれています。カリウムには体の中の余分な塩分であるナトリウムを体から排出するはたらきがあり、これが利尿作用へとつながります。余分なナトリウムを排出することで水分のバランスを整え、からだを正常な状態へと導いてくれます。

 

ルイボスティーの効果≪デトックス≫

先ほどのカリウムがもつ利尿作用によって、老廃物が排出されます。さらに、ルイボスティーに多く含まれているSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素が毒素や老廃物を排出することで新陳代謝を促し、痩せやすくなるだけでなく、太りにくい体質に変えていくことができるといわれています。

【飲むタイミング】食事をはじめる30分前くらいにコップ1杯のルイボスティーを飲みましょう

 

SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素とは…ルイボスティーの中に多く含まれる抗酸化物質です。体内の活性酸素が必要以上に増えると、生活習慣病やしみ、しわなどの肌の老化、アレルギーなどさまざまな体内トラブルの原因になるといわれています。SOD様酵素は活性酸素を抑えて新陳代謝を促してくれるはたらきがあります。

 

ルイボスティーの効果≪糖尿・生活習慣病予防≫

血糖値は食後に急上昇することで生活習慣病や糖尿病などのリスクを高めるといわれています。ルイボスの茶葉にはインスリンのようなはたらきをするピニトールという成分が含まれています。これが食後の血糖値の上昇をゆるやかにし、さらに継続することで血糖値の安定が期待できるといわれています。これは糖尿病や高血圧に悩む人だけでなく、生活習慣病予防のためにもうれしい効果といえます。

さらにルイボスティーの持つ利尿作用によって肝機能を改善する効果も期待できます。これにより、老廃物の排出が促され尿酸値を下げることで痛風の緩和にも役立つとされています。

【飲むタイミング】食事をはじめる30分前くらいにコップ1杯のルイボスティーを飲みましょう

 

ルイボスティーの効果≪便秘、下痢≫

ルイボスティーにはマグネシウムが含まれています。マグネシウムには水分を集めて便をやわらかくする効果があり、便秘に効果があります。また、SOD様酵素のはたらきによって腸内環境を整えて善玉菌を活発にするため、腸の状態が正常になるとされています。

【飲むタイミング】朝起きてすぐにコップ1杯のルイボスティーを飲みましょう

 

 

前半ではルイボスティーの代表的な効果についてご紹介しました。すでに十分飲みたい理由がそろっているのですが、さらに後半では男女共通の悩みや家族にもうれしい効果についてご紹介していきたいと思います。

健康にいいと話題!ノンカフェインの杜仲茶とは

ダイエットや健康に敏感な人なら一度は耳にしたことがあると思います。お茶のブームとともに杜仲茶にも注目が集まりましたね。お茶の効能はさまざまで、目的に合わせて毎日飲みたいものですが、気になるのがカフェイン。カフェインが入っているなら毎日の飲み物にするのは抵抗がある、という人もいるのではないでしょうか。杜仲茶のうれしいところはしっかりとした飲みごたえがあるのにカフェインレスであることです。お子様から大人までみんなで飲める、カフェインレスで効能もたくさん期待できる杜仲茶について取り上げてみます。

 

杜仲の歴史

杜仲(とちゅうちゃ)の木の皮は、中国で古くから生薬として愛用されています。日本でも健康にいいものとして昔から親しまれていたようです。

杜仲の木は6千年前頃からあったのではと言われています。まだ恐竜がいた頃というと、イメージがわきやすいでしょうか。当時種類は複数あったと言われていますが、氷河期の影響でたった一種類しか残らなかったのだそうです。この一種類が現在まで生き延びているのです。そのため現在私たちがお茶として親しんでいる杜仲の木は、杜仲科トチュウ属トチュウという一種類しか存在しないとても珍しいものだといわれています。この歴史を知ったうえで杜仲茶を飲むと、その生命力を分けてもらえそうな気持ちになれますね。

当時は樹皮の乾燥させたものを煎じて飲んでいたため、木が枯れない程度にしか取れずとても貴重でした。私たちが主に飲んでいるのは葉の部分を使用したお茶になります。

 

杜仲の成分

では、そんな生命力あふれる杜仲からつくられた杜仲茶はどんな成分が含まれているのでしょうか。主な成分を見てみましょう。

《ミネラル成分》

鉄、亜鉛、リン、カリウム、マグネシウム、カルシウム

《ビタミン成分》

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC

《その他成分》

グッタペルカ(余分な脂肪を吸着し排出を促す)

ゲニポシド(副交感神経を刺激し血管を広げる、コレステロール値を下げる)

アスペルロシド(胆汁酸を増加させて脂肪の燃焼につなげる)

ミネラル分がたっぷり含まれているほか、杜仲の特徴としてグッタペルカやゲニポシド、アスペルロシドなどがダイエットや生活習慣病予防にうれしい成分として挙げられます。

 

生活習慣病予防に

杜仲茶は肝臓や腎臓などの働きを活発にするため利尿作用が高く、老廃物などを排出を促してくれます。これにより体内のデトックス効果が期待できます。

また、血糖値の上昇をおだやかにしてくれるため、生活習慣病の代表である肥満や糖尿病へのリスクを下げることができます。

さらにゲニポシド酸は高血圧予防が期待できます。ゲニポシド酸は副交感神経という自律神経を刺激し血管を広げます。それによって血圧が下がり、高血圧を防げるというしくみです。

この副交感神経の刺激には自律神経を整え、リラックスさせる効果もあります。そのため日常的なストレスを緩和し、気持ちの面でも負荷をかけすぎない環境をつくることができます。また、リラックス効果によって不眠などが解消され、疲れのしっかりとれるからだづくりが期待できます。

 

杜仲茶の飲み方

杜仲茶は煮出して飲みます。杜仲茶には独特の甘みと苦みがありますが、煮出す時間が長くなるほど苦みが増します。この煮出す時間が長いほど有効成分は抽出できるとされていますが、5~15分程度を目安に煮出し方を調整してみて、自分の好みを見つけてみてください。無理して飲むよりも、毎日続けられることがポイントです。

一日1リットル(コップ5杯)程度を目安に飲みましょう。ただし、おなかがゆるくなる場合がありますので、体調をみながら自分にあった量を調整することが大切です。基本的に杜仲茶に摂取量の制限はないとされていますが、なにごともやりすぎはおすすめできませんのでくれぐれもご注意ください。

アイスで飲む場合は煮出して有効成分をしっかり抽出してから冷まします。代謝をより高めたいというときは、ホットで飲むとよいでしょう。体があたたまり、効果のアップが期待できます。ふだんは体に負担の少ない常温から少しあたたかい程度で飲むのが継続に向いているとされています。

 

いつもの飲料水を一度杜仲茶に変えてみてはいかがでしょうか。毎日続けることで、ダイエットや生活習慣病の予防につながります。うれしい成分や効果がたくさんある杜仲茶。習慣にして健康なからだと元気な毎日をお過ごしください。