女性のからだにやさしい、とうもろこし茶(コーン茶)とは

とうもろこし茶は、ノンカフェインで日常的に飲むことができるお茶の一種です。別名コーン茶とも呼ばれます。小さいお子様でも安心して飲めるほか、女性のからだの悩みに効果があるといわれています。では、とうもろこし茶とはどんなお茶なのか、具体的に見ていきましょう。

・とうもろこし茶の種類

・とうもろこし茶(実)の特徴

・とうもろこし茶(実)の効果・効能

・ひげ茶の特徴

・ひげ茶の効果・効能

・とうもろこし茶、ひげ茶のおいしい淹れ方

≪とうもろこし茶の種類≫

とうもろこし茶と呼ばれるお茶には2種類あります。とうもろこしの実の部分を炒ってつくられるお茶と、ひげの部分を乾燥させて炒った、別名ひげ茶と呼ばれるお茶です。区別するため、ここでは実でつくられたお茶をとうもろこし茶、ひげを使ったお茶をひげ茶と呼ぶことにします。商品としては、この2種類を合わせたものが大半です。ブレンドされたお茶の呼び方は「とうもろこし茶」「コーン茶」「ひげ茶」など、メーカーによってそれぞれ違うようなので購入する際には目的に合わせ、確認してから買うのがオススメです。

≪とうもろこし茶(実)の特徴≫

実を使用したとうもろこし茶は、ほんのりとした甘みや炒った実の香ばしさを感じられるのが特徴です。特にクセがなく飲みやすいため、お子様が毎日飲む場合は、実を使ったとうもろこし茶のほうが利用しやすいかもしれません。

韓国ではなじみの深いお茶で、韓国料理の店では日本でもとうもろこし茶が出されることがあります。

温めても冷蔵庫で冷やしてもおいしく飲めるので、水の代わりに手軽にとることができます。

≪とうもろこし茶(実)の効果・効能≫

とうもろこし茶は特に鉄分を多く含んでいるので、日ごろから飲むことで女性の悩みのひとつである貧血を予防する効果が期待できます。

また、とうもろこし茶に含まれるビタミンEのはたらきにより、血管を広げて血流をよくするため、冷え性予防にも効果があります。女性に多いとされる2大の悩みを解消してくれるとうもろこし茶は、まさに女性にやさしいお茶といえます。このビタミンEはビタミンB1などと美肌へのアプローチもしてくれるため、こまめに取り入れたいですね。

≪ひげ茶の特徴≫

ひげ茶は実のとうもろこし茶よりもあっさりとした風味が特徴です。ただ、実のとうもろこし茶のような甘みなどは感じず、独特のクセのある香りがします。お茶好きな人なら大丈夫かもしれませんが、香りに敏感な人は苦手な場合があります。ブレンドされている場合は実の甘みや香ばしさを感じることができるので飲みやすいでしょう。

≪ひげ茶の効果・効能≫

乾燥させたひげを炒ってつくられるひげ茶は、水溶性の食物繊維が豊富です。そのため毎日のお茶として取り入れることで、便秘解消の手助けをしてくれます。あまり薬には頼りたくないけれど便秘はつらい、という場合は、ひげ茶を試してみてはいかがでしょうか。水溶性食物繊維の効果がおだやかに効いてきます。

ひげ茶にはむくみを解消する効果も期待することができます。これはひげ茶に多く含まれるカリウムによるもので、過剰に摂ってしまったナトリウム、つまり塩分を排出しやすくしてくれます。

また、高血圧にも効果が期待できます。カリウムによるナトリウムの排出によってむくみが改善されると、からだの機能が正常な状態へと戻っていきます。これによって心臓にかかっていた負荷も解消され、血圧を正常な値へと導きます。

≪とうもろこし茶、ひげ茶のおいしい淹れ方≫

市販品にはブレンドされているものが多いので、ブレンドの場合の淹れ方をご紹介します。

ティーパック1袋、パックでない場合は15gほどをお茶パックに包んでから、やかんに投入します。

10分ほど煮出したら完成です。

冷やして飲む場合は、しっかり煮出してから冷蔵庫で冷やしましょう。

またはティーポットに直接ティーパックを入れ、お湯を注ぐだけでも淹れられます。

クセが苦手な場合は煮出しや置いておく時間を短めにするといいでしょう。

血液の循環をよくして高血圧を緩和したり、冷え性への効果をより高めるためには、なるべくホットで飲むことをオススメします。

ノンカフェインなので、お休み前などにホットで淹れて、ゆっくり時間をかけて飲むようにすれば体の芯まであたたまり、安眠にもつながります。安眠は美肌に必須ですから、とうもろこし茶の美肌効果をさらに生かすことができるでしょう。

上手に日常に取り入れて、女性の悩みを解消したいですね。

万能ルイボスティー

~効能や効果~後編

後編では男女共通の悩みに効果的、家族みんなで飲んでほしい、まだまだあるルイボスティーの効果についてご紹介していきたいと思います。ご紹介するなかで、SOD様酵素という酵素がよく登場するので、前編に続きこちらにも簡単な説明を載せておきます。

 

SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素とは…ルイボスティーの中に多く含まれる抗酸化物質です。体内の活性酸素が必要以上に増えると、生活習慣病やしみ、しわなどの肌の老化、アレルギーなどさまざまな体内トラブルの原因になるといわれています。SOD様酵素は活性酸素を抑えて新陳代謝を促してくれるはたらきがあります。

 

ルイボスティーの効果≪睡眠改善≫

ルイボスティーのうれしいところはなんといってもノンカフェインであるということです。そのため、就寝前にも安心して飲むことができます。ルイボスティーに含まれるフラボノイドという栄養素は安眠に効果的で、ビテキシンやイソビテキシンという成分にはストレスを緩和する効果があります。就寝前はルイボスティーをホットで飲みましょう。体を温めることで安眠効果をさらに高めてくれます。ストレスを軽減し、質のいい眠りでぐっすりと休めるよう、毎晩の習慣にしたいですね。

【飲むタイミング】就寝前にホットルイボスティーをゆっくり時間をかけて飲みましょう

 

ルイボスティーの効果≪アトピー、花粉症≫

アトピー性皮膚炎は活性酸素が増えすぎることで悪化するといわれています。この活性酸素はSOD様酵素によって抑えることができます。ルイボスティーにはこのSOD様酵素が多く含まれているため、悪化を防ぐ効果が期待できます。また、亜鉛には新陳代謝を促す力があるため、弱った皮膚の修復を手伝ってくれます。さらにルイボスティーに含まれるポリフェノールやケルセチンといった成分はアレルギー反応を引き起こす原因となるヒスタミンを抑制します。そのため、アトピーや花粉症、ぜんそくをはじめとするアレルギー症状に対して効果が発揮されるといわれています。

【飲むタイミング】日ごろからこまめに水分補給としてルイボスティーを飲みましょう

 

ルイボスティーの効果≪二日酔い≫

アルコールを大量に摂取すると、トイレが近くなりますよね。これによってミネラルも一緒にからだから排出されてしまいます。ミネラルの不足は肝機能の低下を引き起こします。するとアルコールを分解する力が弱ってしまい、体内でアルコールがアセトアルデヒドという毒の成分へと変化してしまいます。これにより引き起こされるのが二日酔いです。このミネラル分の不足を防ぐためにルイボスティーをこまめにとることが、二日酔いの予防につながります。また、二日酔いになってしまった場合にもミネラルを補給でき、SOD様酵素によってアセトアルデヒドが原因で増えてしまった活性酸素を抑えてくれるので、つらい症状を緩和することができます。

【飲むタイミング】飲酒前のほか、飲酒後もルイボスティーを飲みましょう

 

 

ルイボスティーの効果≪薄毛≫

ルイボスティーにはヘアサイクルの乱れを改善し、育毛力を高めるという効果も期待されています。これはルイボスティーに含まれる亜鉛のはたらきによる効果だといわれています。髪の毛はケラチンというたんぱく質で主につくられていて、このケラチンをつくり出すために欠かせないのが亜鉛なのです。また、亜鉛にはヘアサイクルを乱す原因を抑える効果もあるため、発毛環境を整えて、さらに育毛を促進してくれるといえるでしょう。

【飲むタイミング】就寝前のほか、日ごろからこまめに水分補給としてルイボスティーを飲みましょう

 

 

まだまだほかにも効果はあるのですが、今までの効果をまとめてみます。活性酸素というのは本来、外敵から私たちのからだを守ってくれるはたらきをする必要なものです。しかし、その活性酸素も不規則な生活やアンバランスな食生活などによって、多く発生しすぎてしまうことがあります。活性酸素が発生しすぎると、アレルギー反応や生活習慣病のほか、さまざまなからだの不調の原因となってしまいます。こういった不調を改善するのに活躍してくれるのが、ルイボスティーに多く含まれるSOD様酵素なのです。SOD様酵素は発生しすぎた活性酸素を抑制し、これらの症状を緩和してくれるというわけです。

私たちのからだのさまざまな症状に活性酸素が関わっていること、それを抑えるSOD様酵素の力がルイボスティーを飲むことで手軽に得られることがわかりました。ルイボスティーを毎日こまめに飲み続けることで、健康なからだと健康な生活を手に入れましょう。

万能ルイボスティー

~効能や効果~前編

美容への関心が高い人を中心に注目を浴びているルイボスティー、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ひとくちにルイボスティーといっても、飲みやすいように味がアレンジされていたりして、種類が豊富です。お茶の効果を最大に引き出すには、基本的に継続して飲むことがすすめられています。味に飽きにくいように、数種類のルイボスティーを交互に飲んでみるのも続けやすいポイントでしょう。美容というと女性だけのように思われるかもしれませんが、その効能は多岐にわたり、男性にも女性にもうれしい効果が期待できるといわれています。では、ルイボスティーとはどういうお茶なのか、どんな効能や効果があるのかを2回に分けてみていきましょう。

 

ルイボスティーの歴史

ルイボスティーは南アフリカ共和国で採られているお茶の種類です。ルイボスとはオランダ語で赤い潅木(かんぼく)という意味を持ち、潅木は生長しても背の低い木のことをさします。さかのぼること数百年前、コイサン族という民族が初めて飲んだとされ、当時はその優れた効能について広く知られてはいなかったのだそうです。はじめはその豊かな風味が好まれて、徐々に世界中で親しまれるようになったといわれています。

 

ルイボスティーの飲み方

水出しなども可能といわれていますが、ルイボスティーの成分を最大に引き出すためには、煮出すことが重要なポイントとなります。せっかく飲むなら成分をしっかり取り込みたいですよね。ルイボスティーを飲むときは、しっかりと煮出して成分を抽出しましょう。夏場に冷たいお茶が飲みたい場合は、一旦煮出したものを冷やすようにしましょう。またルイボスティーは煮出す時間が長くなっても苦みなどが出ないため、あまり神経質にならずに入れられるのが助かりますね。

 

ルイボスティーの効能≪利尿作用≫

ルイボスティーにはカリウムが含まれています。カリウムには体の中の余分な塩分であるナトリウムを体から排出するはたらきがあり、これが利尿作用へとつながります。余分なナトリウムを排出することで水分のバランスを整え、からだを正常な状態へと導いてくれます。

 

ルイボスティーの効果≪デトックス≫

先ほどのカリウムがもつ利尿作用によって、老廃物が排出されます。さらに、ルイボスティーに多く含まれているSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素が毒素や老廃物を排出することで新陳代謝を促し、痩せやすくなるだけでなく、太りにくい体質に変えていくことができるといわれています。

【飲むタイミング】食事をはじめる30分前くらいにコップ1杯のルイボスティーを飲みましょう

 

SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素とは…ルイボスティーの中に多く含まれる抗酸化物質です。体内の活性酸素が必要以上に増えると、生活習慣病やしみ、しわなどの肌の老化、アレルギーなどさまざまな体内トラブルの原因になるといわれています。SOD様酵素は活性酸素を抑えて新陳代謝を促してくれるはたらきがあります。

 

ルイボスティーの効果≪糖尿・生活習慣病予防≫

血糖値は食後に急上昇することで生活習慣病や糖尿病などのリスクを高めるといわれています。ルイボスの茶葉にはインスリンのようなはたらきをするピニトールという成分が含まれています。これが食後の血糖値の上昇をゆるやかにし、さらに継続することで血糖値の安定が期待できるといわれています。これは糖尿病や高血圧に悩む人だけでなく、生活習慣病予防のためにもうれしい効果といえます。

さらにルイボスティーの持つ利尿作用によって肝機能を改善する効果も期待できます。これにより、老廃物の排出が促され尿酸値を下げることで痛風の緩和にも役立つとされています。

【飲むタイミング】食事をはじめる30分前くらいにコップ1杯のルイボスティーを飲みましょう

 

ルイボスティーの効果≪便秘、下痢≫

ルイボスティーにはマグネシウムが含まれています。マグネシウムには水分を集めて便をやわらかくする効果があり、便秘に効果があります。また、SOD様酵素のはたらきによって腸内環境を整えて善玉菌を活発にするため、腸の状態が正常になるとされています。

【飲むタイミング】朝起きてすぐにコップ1杯のルイボスティーを飲みましょう

 

 

前半ではルイボスティーの代表的な効果についてご紹介しました。すでに十分飲みたい理由がそろっているのですが、さらに後半では男女共通の悩みや家族にもうれしい効果についてご紹介していきたいと思います。

健康にいいと話題!ノンカフェインの杜仲茶とは

ダイエットや健康に敏感な人なら一度は耳にしたことがあると思います。お茶のブームとともに杜仲茶にも注目が集まりましたね。お茶の効能はさまざまで、目的に合わせて毎日飲みたいものですが、気になるのがカフェイン。カフェインが入っているなら毎日の飲み物にするのは抵抗がある、という人もいるのではないでしょうか。杜仲茶のうれしいところはしっかりとした飲みごたえがあるのにカフェインレスであることです。お子様から大人までみんなで飲める、カフェインレスで効能もたくさん期待できる杜仲茶について取り上げてみます。

 

杜仲の歴史

杜仲(とちゅうちゃ)の木の皮は、中国で古くから生薬として愛用されています。日本でも健康にいいものとして昔から親しまれていたようです。

杜仲の木は6千年前頃からあったのではと言われています。まだ恐竜がいた頃というと、イメージがわきやすいでしょうか。当時種類は複数あったと言われていますが、氷河期の影響でたった一種類しか残らなかったのだそうです。この一種類が現在まで生き延びているのです。そのため現在私たちがお茶として親しんでいる杜仲の木は、杜仲科トチュウ属トチュウという一種類しか存在しないとても珍しいものだといわれています。この歴史を知ったうえで杜仲茶を飲むと、その生命力を分けてもらえそうな気持ちになれますね。

当時は樹皮の乾燥させたものを煎じて飲んでいたため、木が枯れない程度にしか取れずとても貴重でした。私たちが主に飲んでいるのは葉の部分を使用したお茶になります。

 

杜仲の成分

では、そんな生命力あふれる杜仲からつくられた杜仲茶はどんな成分が含まれているのでしょうか。主な成分を見てみましょう。

《ミネラル成分》

鉄、亜鉛、リン、カリウム、マグネシウム、カルシウム

《ビタミン成分》

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC

《その他成分》

グッタペルカ(余分な脂肪を吸着し排出を促す)

ゲニポシド(副交感神経を刺激し血管を広げる、コレステロール値を下げる)

アスペルロシド(胆汁酸を増加させて脂肪の燃焼につなげる)

ミネラル分がたっぷり含まれているほか、杜仲の特徴としてグッタペルカやゲニポシド、アスペルロシドなどがダイエットや生活習慣病予防にうれしい成分として挙げられます。

 

生活習慣病予防に

杜仲茶は肝臓や腎臓などの働きを活発にするため利尿作用が高く、老廃物などを排出を促してくれます。これにより体内のデトックス効果が期待できます。

また、血糖値の上昇をおだやかにしてくれるため、生活習慣病の代表である肥満や糖尿病へのリスクを下げることができます。

さらにゲニポシド酸は高血圧予防が期待できます。ゲニポシド酸は副交感神経という自律神経を刺激し血管を広げます。それによって血圧が下がり、高血圧を防げるというしくみです。

この副交感神経の刺激には自律神経を整え、リラックスさせる効果もあります。そのため日常的なストレスを緩和し、気持ちの面でも負荷をかけすぎない環境をつくることができます。また、リラックス効果によって不眠などが解消され、疲れのしっかりとれるからだづくりが期待できます。

 

杜仲茶の飲み方

杜仲茶は煮出して飲みます。杜仲茶には独特の甘みと苦みがありますが、煮出す時間が長くなるほど苦みが増します。この煮出す時間が長いほど有効成分は抽出できるとされていますが、5~15分程度を目安に煮出し方を調整してみて、自分の好みを見つけてみてください。無理して飲むよりも、毎日続けられることがポイントです。

一日1リットル(コップ5杯)程度を目安に飲みましょう。ただし、おなかがゆるくなる場合がありますので、体調をみながら自分にあった量を調整することが大切です。基本的に杜仲茶に摂取量の制限はないとされていますが、なにごともやりすぎはおすすめできませんのでくれぐれもご注意ください。

アイスで飲む場合は煮出して有効成分をしっかり抽出してから冷まします。代謝をより高めたいというときは、ホットで飲むとよいでしょう。体があたたまり、効果のアップが期待できます。ふだんは体に負担の少ない常温から少しあたたかい程度で飲むのが継続に向いているとされています。

 

いつもの飲料水を一度杜仲茶に変えてみてはいかがでしょうか。毎日続けることで、ダイエットや生活習慣病の予防につながります。うれしい成分や効果がたくさんある杜仲茶。習慣にして健康なからだと元気な毎日をお過ごしください。

緑茶を飲む習慣と長寿の関係

◇日本よりも海外で注目されている偉大な効果のある緑茶

最近海外で緑茶が注目されているのをご存知でしょうか。その理由として挙げられるのが健康的な生活を送るために必要な成分を多く含んでいるからです。日本人が何気なく飲んでいた緑茶というのは長寿に大きな効果があります。長生きをするためには積極的に緑茶を飲むことが推奨されています。

◇緑茶に含まれているカテキンが大事

緑茶が健康的な飲料であるのはカテキンという成分がたくさん含まれているからです。ドラッグストアやスーパーに行くと特定保健用食品や機能性表示食品を見たことがあるという人は多いでしょう。その中でよく使われているのがカテキンです。それほど、カテキンには健康を増進させるパワーがあります。そもそもカテキンというのはポリフェノールの一種です。ワインにたくさん含まれているものとよく似ています。緑茶といえばカテキンと言うイメージが強いですから、成分自体結構美味しいのではないかと思っている人も多いはず。実際のところは飲めたものではありません。この成分を飲めるようにしているのは茶葉に含まれているその他の成分のおかげです。良薬口に苦しといいますが、緑茶として飲むだけで自然に飲みやすくなっています。そんなカテキンにはたくさんの効能があります。まず、脂肪を燃焼させる効果です。テレビなどのCMで見たことがあるかと思いますが、この効果を利用することでダイエット効果を謳っている飲料が数多く存在します。さらに、殺菌作用が強いこともよく知られていることです。緑茶を使ってうがいをすると風邪にかかりにくくなるという話を聞いたことがある人は多いと思います。また、血圧の減少にも貢献してくれます。長寿になるためには血圧の上昇には気をつけないといけません。年齢を重ねれば重ねるほど血管がボロボロになって詰まりやすくなってしまいます。ですので、お年寄りがよく緑茶を飲むというのは長寿を目指すためには正解だということです。

◇腸内環境にも影響を及ぼすカテキン

カテキンには腸内環境を改善する効果があることも最近の研究でわかっています。その理由と言えるのが吸着性の高さと先程話した殺菌作用です。この成分には他の成分とくっつきやすい効果があります。そのため、腹痛の原因ともいえる悪玉菌にくっついて持ち前の殺菌作用によって悪玉菌を壊してしまうわけです。さらにそれだけでなく、ピロリ菌や食中毒の原因となるO157などの体に害をなす菌をまとめて駆除してくれる効果があります。お年寄りになるとこういった菌への抵抗力が弱くなってしまうので、緑茶を飲むことによって長寿になることが出来るというわけです。

◇体を若々しく保つためには緑茶を飲むのが一番

アンチエイジングと言う言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは年をとっても若々しくいられるように食品を摂取したり運動をしたりすることを指しています。アンチエイジングには抗酸化作用があるものを摂取することが求められます。実は、緑茶は抗酸化作用が強い成分としても注目を浴びています。人間の体内では常に活性酸素という体に有害な物質が生成され続けています。これが増えすぎるとがんになってしまったり動脈硬化を発生してしまったりします。ですので、定期的にこれを処理する必要があるわけです。緑茶ならば抗酸化作用が強くて手軽に摂取することが出来るため、長寿にはぴったりだと言えるでしょう。

◇緑茶を飲むことには落とし穴があるので注意

さて、これまで緑茶の素晴らしさについて語ってきました。しかし、一つ申し上げておきたいのは、健康にいいからといって摂りすぎるのは良くないということです。緑茶にはカテキンの他にもいろいろな成分が含まれています。決して悪いものではありませんが、摂りすぎると体に悪い影響を与えるものがあるので注意が必要です。まず、カフェインについてです。緑茶にはコーヒーと同じくらい多くのカフェインが含まれています。カフェイン自体は集中力を向上させたり脳卒中のリスクを低減させたりと問題ないのですが、飲みすぎれば睡眠障害や胃腸の調子に影響が出てきます。そのため、だいだい一日10杯程度にとどめておくことをおすすめします。そして、シュウ酸にも注意しないといけません。シュウ酸は腎臓にダメージを与える成分です。さらに、尿道に結石を作る原因にもなるので一度に大量に摂取するのは厳禁です。最後に、タンニンという物質です。鉄の吸収を悪くする効果があるので貧血の方は注意してください。